栄養療法外来
午後診療で受診していただけます(完全予約制)。
栄養療法外来では、ビタミンD欠乏症が原因となるがんをはじめとして、糖尿病や認知症、インフルエンザ、花粉症、アトピーなどのアレルギー、骨粗鬆症、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、そしてストレス社会が生み出すうつ病の方を対象に、血中25(OH)VDを測定し、サプリメントにより補充を行います。
※ビタミンDのサプリメントは、各自購入となります。
□25(H)VDの結果の見方
血液検査の結果から、25(OH)ビタミンD濃度に応じた経口ビタミンD投与量を下の表から確認して下さい。また、25(OH)VDは、3か月ごとに採血をして、ビタミンDが過剰になっていないことを調べることが必要です。
ビタミンDに関する情報は、拙著「ビタミンDとケトン食」(光文社新書)を参照して下さい。
血中25(OH)ビタミンD濃度 |
健常人 |
非がん(慢性疾患)患者 |
がん患者 |
---|---|---|---|
<10ng/ml(超欠乏) |
3000IU |
4000IU |
6000IU以上 |
10-20ng/ml(欠乏) |
2000IU |
3000IU |
4000-6000IU |
20-30ng/ml(不足) |
1000IU |
2000IU |
2000-4000IU |
30-60ng/ml(正常範囲) |
不要 |
1000IU |
1000-2000IU |
60-100ng/ml |
不要 |
ビタミンDサプリ:Nature Made SuperD(大塚製薬)