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予防接種(インフルなど)

中高年の方を対象に行っています。インフルエンザ以外の小児向けのワクチンは取り扱っていません。

高齢者におすすめのワクチンベスト5

毎年:新型コロナワクチン、インフルエンザワクチン

2年に1度:RSウイルスワクチン(NEW)

10年に1度:帯状疱疹ワクチン(シングリックス)※認知症発症予防の効果あり

一生涯OK:肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)、キャップバックスの追加接種(NEW)

令和7年秋冬インフルエンザワクチン(小学生以上可)。現在自費のみ実施。予約不要!

令和7年度インフルエンザワクチンは、10月6日(月)~終了時期未定より実施します。

※公費(横浜市内に住民登録のある65歳以上の方)は年内最終診療日まで。

予約方法:不要

窓口受付時間:午前9:00-12:00、平日午後:15:00-16:30

※いずれも帯状疱疹ワクチンや肺炎球菌ワクチン接種から2週間以上空けて下さい。

※インフルエンザと新型コロナワクチンは同時接種可能です。

 

対象

費用(税込)

インフルエンザ(公費)

65歳以上の横浜市民

2300円(公費)

インフルエンザ(自費)

一般(1回目)

4000円

 

一般(2回目)

4000円

※公費の場合、世帯全員が市民税非課税の方は、無料で接種できる場合もあります。ただし、接種時に必要書類を提出いただきます。詳細は横浜市のホームページでご確認ください。(「横浜市 高齢者インフル」で検索)

RSウイルスワクチン(アレックスビー(AREXVY))(NEW)

成人・高齢者におけるRSウイルス感染症の重要性 (IASR Vol. 35 p. 147-148: 2014年6月号)

RSウイルス感染症の概要

RSウイルス(respiratory syncytial virus;RSV)は、すべての年齢層で上気道炎や下気道炎を引き起こす代表的な呼吸器ウイルスです。RSV感染は乳幼児だけでなく、慢性呼吸器・心疾患を合併する高齢者でも下気道感染を引き起こし、入院・死亡の主要な原因となります。

 発症年齢による臨床像の違い

2歳までにほとんどの小児がRSVに感染します。感染後に抗体は産生されますが、感染防御には十分な効果を発揮しないため、初感染以降もRSVの再感染がしばしば起こることが推定されます。また、本感染症は、インフルエンザと同様に秋季~冬季に流行し、小児において喘鳴の原因となります1)。重症化する呼吸器ウイルス感染の代表であるインフルエンザと比較した場合、RSV感染症は、乳幼児では致命率が高いことが知られています。また、介護施設などでの集団発生の原因にRSV感染の関与が指摘されるだけでなく、高齢者でのRSV感染症(入院治療を要した症例)はインフルエンザと同等の致命率を引き起こすことが示唆されています。このようなことから、高齢者においてもRSV感染の重要性に注目が集まってきています2,3)。文献をもとに、入院治療を必要としたRSV・インフルエンザウイルス感染患者の特徴を()に示す。入院加療が必要なRSV感染患者は、慢性呼吸器疾患を合併している高齢者の頻度が高く、肺炎罹患率はそれぞれ31~42%、30~36%、人工呼吸器使用率・短期致命率はそれぞれ8~9%、11~13%であり、インフルエンザウイルス感染患者の7~8%、6~10%と比較し同等の重症度と考えられます2,3)。特にRSV感染者では肺炎を発症すると予後不良であり、肺炎患者の15%程度に肺炎球菌、インフルエンザ菌などによる二次感染がみとめられています3)。

RSウイルス感染症による60歳以上の成人での入院と院内死亡は、先進国では毎年47万人以上の入院と約33,000人の院内死亡、日本では約63,000人の入院と約4,500人の院内死亡が推定されます5。

RSウイルスの大人はどこから感染するのでしょうか?

RSウイルスは主に接触感染と飛沫感染で感染が広がります。 接触感染は、RSウイルスに感染している人との直接の接触や、感染者が触れたことによりウイルスがついた手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり、なめたりすることで感染することを言います。

※2歳未満のお孫さんのいるおじさん・おばあさんに推奨!!

臨床症状での診断は困難

成人・高齢者におけるRSV感染による入院加療が必要な症例は、発熱、咳嗽、喀痰、喘鳴および呼吸困難などを合併する場合が多い3)ため、咳がひどくなり、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出る場合は、診断可能となります。

診断方法

小児のRSV感染症診断には、呼吸器検体を用いた迅速抗原検査が行われています。しかし、高齢者においては上記の検査は感度が低く、診断精度が落ちます。しかし、免疫不全患者や呼吸不全患者などの重症例では、排泄されるウイルス量が多くなり、迅速抗原検査でも陽性になり易い可能性がある13)ため、迅速抗原検査を行います。

治療および予防薬

今まで、本邦においてRSV感染症はインフルエンザと異なり、有効なワクチンおよび抗ウイルス薬がありませんでしたが、アレックスビー(AREXVY)が発売されて、予防薬はできましたが、感染した場合は、抗ウイルス薬がないため、対症療法になります。そのため、インフルエンザ以上に、予防が必要なのです。

費用:27500円(税込)

肺炎球菌ワクチン:ニューモバックスNP(予約制)5年間有効

肺炎球菌は高齢者の市中肺炎の起因菌として重要であり、ワクチンの接種により肺炎の予防が期待できます。

肺炎球菌には 93 種類の血清型があり、定期接種で使用される「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。また、この23種類の血清型は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の64%を占めるという研究結果があります。

しかし肺炎の原因としては肺炎球菌だけではなく、他の細菌や微生物などが原因することもあり、すべての肺炎を予防できるものではないことはご理解下さい。
基礎疾患のある方(肺気腫、喘息などの呼吸器疾患や糖尿病や心疾患など)や高齢の方はいったん罹患すると重篤となることがあり、接種をお勧めします。

『ニューモバックスNP』MSD

23価ワクチンは23種類の肺炎球菌莢膜多糖体がT細胞非依存性にB細胞を活性化、B細胞の一部が形質細胞に成熟、特異的IgG抗体産生を介してマクロファージの肺炎球菌貪食を促し免疫応答を確立します。

肺炎球菌ワクチン(追加接種):キャップバックス(予約制)1回のみ(NEW)

 「キャップバックス®」は、成人の肺炎球菌感染症予防に特化して設計された肺炎球菌結合型ワクチンです。日本人成人の市中肺炎の原因となる肺炎球菌血清型の71.9%*1、侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)では80.3%に対応しており*2、「キャップバックス®」は従来のワクチンに比べてさらに広く肺炎球菌感染症を予防することが期待できます。

 キャップバックス®の最大の特徴は、成人では「1回接種で完結」できる点です。これまでのように結合型ワクチンと多糖体ワクチンを2回に分けて接種する必要がありません。また、キャップバックス®は21種類の肺炎球菌血清型をカバーしており、これは現時点で最も広範囲です。成人で重症化しやすい型である15A、15C、16F、23A、23B、24F、31、35Bなど8種類を新たに含みます。これにより、ニューモバックス®NPでは防ぎきれなかった型の感染予防にも対応可能です。

 ニューモバックス®NPは、莢膜の多糖体といわれる部分を人に接種し、細菌に対する抗体を作らせ免疫効果を発揮しますが、経年的に免疫効果が減弱してきます。しかし、キャップバックス®は結合型ワクチンであり、T細胞依存性免疫を誘導することで、免疫記憶が長期間維持されます。これは多糖体ワクチンの弱点を補い、長期的な肺炎予防を期待できるのです。

以上より、ニューモバックス®NP定期接種後、1年経過後にキャップバックスを1回接種することで、予防が完了し、患者さまの負担がかなり改善されます。

ニューモバックスNPとキャップバックスの比較

 

ニューモバックスNP

(従来のワクチン)

キャップバックス

(新たなワクチン)

発売開始年

1988年

2025年

ワクチンの種類

多糖体(ポリサッカライド)ワクチン

結合型(コンジュゲート)ワクチン

含まれる抗原の種類

23種類

21種類

含まれる抗原の血清型

(共通)1,3,4,5,6B,7F,9V,14,18C,19A,19F,23F

2,8,9N,10A,11A,12F,15B,17F,20,22F,33F

 

抗体を作らせる力

比較的弱い

(免疫記憶効果なし)

強い

(免疫記憶効果あり)

効果の持続

5年間以上

長い

再接種の必要性

2回目まで5年おき→キャップバックスを1年後に接種すれば、不要

不要

公的助成の有無

定期対象者(65歳)

なし

費用(税込)

8800円(本体8000円)

16500円(本体15000円)

初めて接種する方(18歳以上)

これまで肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方は、キャップバックス®を1回接種するだけで予防が完了します。

過去に接種歴のある方(65歳以上)

定期接種でニューモバックス®NP、またはバクニュバンス®(公費補助)を接種済みの方も、最後の接種から1年以上経過していればキャップバックス®を追加で接種(自費診療)できます。

これは最新の日本呼吸器学会の推奨にも基づくもので、5年以上待つ必要はありません。1年経過していれば、より広範囲な免疫を得ら、予防が完了します。

 麻疹(はしか)ワクチン

 日本国内で、麻疹(はしか)の感染がテレビなどで報道されてから、麻疹(はしか)ワクチンのお問合せが多くなっています。麻疹ウイルスは、成人に対しても小児と同様に、MRワクチン(風疹との混合ワクチン)が唯一提供できるワクチンですが、現在、出荷調整となっており、入荷は未定です。また、入荷数も数本程度のため、ワクチン接種の予約もお受けできない状況となっておりますので、ご了承のほどよろしくお願い致します。

麻疹(はしか)ワクチン接種について

生涯で2回のワクチン接種が必要です。接種歴および罹患歴が不明な場合は2回の接種を推奨します。しかし、1回のワクチン接種により麻しんの免疫ができる割合(抗体陽転率)は約95%ですが、抗体が十分にできていない方は、MRワクチンでの接種を推奨します。
  
 年齢と病気にかかったことがあるかどうかで、ワクチンの必要回数が異なりますので、以下の表を参考にしてください。

生年月日

 

対応

1972(昭和47)年9月30日以前生まれ

1回も接種していない可能性が高い年代。

自然感染によって免疫を十分に持っている人以外は,合計2回のワクチン接種をお勧めします。

検査なしでワクチン接種可(最大2回まで)

1972(昭和47)年10月1日~1990(平成2)年4月1日生まれ

1回も接種していない可能性が高い年代。1978年(昭和53年)10月1日から定期接種が開始していますが、自然感染によって免疫を十分に持っている人以外は,合計2回のワクチン接種をお勧めします。

検査なしでワクチン接種可(最大2回まで)

1990(平成2)年4月2日~2000(平成12)年4月1日生まれ

特例措置対象者(*)に相当する年代。接種率が低かったため,対象時期に2回目の接種を受けおらず、これまでに合計2回の接種を受けていなければ、追加接種をお勧めします。

検査なしでワクチン接種可(最大1回まで)

2000(平成12)年4月2日以降生まれ

定期接種として2回接種を受けている年代。これまでに合計2回の接種を受けていなければ追加接種をお勧めします。

接種不要。希望があれば、抗体価検査

一度感染して発症すると、抗体ができて生涯免疫が続くとされています。そのため、麻疹の感染の心配な方は、まず、麻疹抗体検査をお勧めします

麻疹(はしか)抗体検査(診断料込):4400円(税込み)

※上記費用に、初診:2200円、再診:1100円(税込み)がかかります。

MRワクチン:11000円(税込み)※現在、入荷予定なし

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