帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチン(予約制)
シングリックス筋注(帯状疱疹サブユニットワクチン,GSK)について
帯状疱疹ワクチンとして非常に効果の高いワクチンが日本においても使用可能になりました。2016年にそのワクチンが論文に公開されやっと日本でも公に使用可能となりました。 従来の帯状疱疹生ワクチンと比べ予防効果が比にならないくらい高いです。
①50歳以上が適応であり80歳上においても高い帯状疱疹発症予防効果を認めます(50歳以上97.2%,70歳以上89.8%,80歳以上89.1%)。
②帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症も抑制します。
③免疫原生が9年以上持続することが確認されています。
筋肉注射を2カ月の間隔をおいて2回接種します。最初の3日程度は局所の疼痛、発赤腫帳が起こります。
対象:免疫抑制剤など使用し免疫機能が低下しており 帯状疱疹の発症リスクの高い方。
50歳以上で帯状疱疹発症が心配な方。が適応となります。
費用:1回22000円(税込)です。(2回接種するので計44000円(税込)です。)詳しくは医師にお尋ねください。
●接種量および回数
50歳以上の成人に、1回0.5mlを2カ月間隔で2回、筋肉内に接種します。
〇医師が必要と認めた場合には、同時に他のワクチンの接種を受けることができます。
帯状疱疹ワクチン接種を受ける方(自費診療の場合)
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予防効果 |
費用(税込) |
従来の帯状疱疹生ワクチン |
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8800円 |
帯状疱疹サブユニットワクチン(シングリックス) |
50歳以上97.2% 70歳以上89.8% 80歳以上89.1% |
22000円 |
水痘・帯状ヘルペスウイルスに感染したかどうかわからない方は、自費診療で、予防接種が必要かどうかを検査することが可能です。
費用:初診料2700円+血液検査(水痘・帯状ヘルペスIgG抗体価)5500円
令和7年度帯状疱疹ワクチン接種
2種類あるので注意して下さい。当院では、「ビゲン」(生ワクチン)の定期接種は行っていません。
■実施期間
令和7年(2025年)7月1日~令和8年(2026年)3月31日
■定期接種
ワクチンの種類:「シングリックス」(組換えワクチン)
※当院では、「ビゲン」(生ワクチン)の定期接種は行っていません。
費用:10000円/1回につき
対象者:
横浜市内に住民登録があり、接種日現在で次の➀~③のいずれか1つに該当する方
※対象者は年度によって異なるため、希望者は対象期間を逃さないようにご注意ください。
※①・③に該当する方には、個別通知(定期接種に必要な予診票を同封)を6月下旬頃にお送りする予定です。
※②に該当する方には、個別通知が送付されません。
1級の身体障害者手帳(身体障害者手帳申請中の場合は、申請時に提出した 身体障害者診断書・意見書の写し)をお持ちの上、ご自身で区の福祉保健課に行き、予診票をお受け取りください。
①年度内に65歳を迎える方
65歳:昭和35年4月2日生~昭和36年4月1日生
②60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に1級相当の障害のある方
③【令和7(2025)年度から令和11(2029)年度までの経過措置】
年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方及び令和7年度に限り100歳以上の方(※1)。
70歳:昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生
75歳:昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生
80歳:昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生
85歳:昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生
90歳:昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生
95歳:昭和 5年4月2日生~昭和 6年4月1日生
100歳:大正14年4月2日生~大正15年4月1日生
100歳以上:大正14年4月1日以前にお生まれの方
※1 令和7(2025)年度に限り100歳以上の方は全員対象となります。
※2 今後、定期接種及び経過措置の対象となる方は「定期接種及び経過措置対象者一覧(PDF:254KB)」をご参考にしてください。
※3 令和8(2026)年4月1日時点の年齢
予約:クリニックの窓口のみ
■任意接種(50歳以上の方で、上記の年齢に該当しない方で、いままで受けたことない方に、お勧めです。)
注意:令和7年7月1日より帯状疱疹定期予防接種が始まりますが、令和7年度の接種費用の助成制度については、定期予防接種対象者を除き継続する予定です。
定期予防接種の対象者は本助成制度の対象外となりますのでご注意願います。
ワクチンの種類:「ビゲン」(生ワクチン)/「シングリックス」(組換えワクチン)
費用:8800円/22000円(税込)/1回につき
予約:クリニックの窓口のみ